野付半島ではこれまでに220種以上の鳥類が確認されており、国内有数の野鳥観察地として知られています。春から冬にかけて季節ごとに姿を見せる鳥たちのおかげで、年間を通してバードウォッチングが楽しめます。
春は渡り鳥のシーズン。スズガモやクロガモ、ヒドリガモなどのカモ類が野付湾に集まり、その数は最大4万羽を超えることもあります。希少なアカアシシギも見られ、野付半島はその国内繁殖地のひとつです。夏にはノビタキやベニマシコ、シマセンニュウなどの夏鳥が原野で繁殖し、さえずりが響きます。秋はシギ・チドリ類が干潟に立ち寄り、続いてコクガンやオオハクチョウ、カモ類が越冬のため野付湾に集まります。それを狙ってハヤブサやオオタカといった猛禽類も飛来します。そして冬は静寂の中、野鳥観察のハイシーズン。凍結した湾にはオオハクチョウやオナガガモが残り、雪原にはユキホオジロやハギマシコの姿も見られます。特にオオワシ・オジロワシは、国内に飛来する個体の約3分の1がこの地域で越冬し、300羽を超える年もあります。タイミングが合えば、シロハヤブサやシロフクロウなど珍しい鳥に出会えることもあります。
AM 9:00
20分
・展示エリアで野付半島の自然や歴史を学ぶ。
・カフェで軽い飲み物を購入し、出発の準備を整える。
AM 10:00
約1時間
木道を歩きながら、朽ちたトドマツが広がる不思議な風景を体感。途中、ガイドが地形や自然の解説をしてくれる場合もあり。
AM 12:30
約1時間
ネイチャーセンターでお土産購入や軽食を楽しむ。
野付半島に関するどんな小さな質問でもお答えします。
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