秋の野付半島は観光客が少なく、静かな自然の中でゆっくり過ごすのに最適な季節です。春や夏のような花の鮮やかさはありませんが、一面に広がる黄金色のススキが秋ならではの美しさを見せてくれるので要注目です。
また、野付湾にはこの時期、多くのオオハクチョウやコクガン、カモ類が渡来し、水辺には季節の訪れを感じさせる鳥たちの姿が見られます。さらに、それらを狙って飛来するハヤブサやオオタカなどの猛禽類が姿を見せることもあり、バードウォッチャーにも見逃せない季節です。
晴れた日には、水平線に沈む夕日と、それを背景に草原を歩くエゾシカを一枚に収めることができ、写真愛好家にもおすすめです。混雑を避けて、落ち着いた雰囲気の中で野付半島の秋を楽しんでみてはいかがでしょうか。
滞在時間：10分
野付半島の入り口から車で約5分。晴れた日には知床連山と国後島が一望でき、特に11月は山の雪が美しく、青空とのコントラストが映えます。
滞在時間：10分
立ち枯れたミズナラやダケカンバが原野に点在する、野付半島でも特に印象的な風景のひとつです。秋はナラワラに沈む夕日もおすすめです。
滞在時間：15分
野付半島ネイチャーセンターは、野付の自然や歴史を紹介する施設。売店やレストランもあります。
滞在時間：１時間
トドワラは海水の影響で立ち枯れたトドマツが並ぶ、野付半島を象徴する風景。周辺には塩分に強いアッケシソウ（サンゴ草）やウラギクが群生し、9〜10月には赤や薄紫のじゅうたんのように広がります。ネイチャーセンターから片道約1.3km、徒歩約30分。夕暮れ時、桟橋越しに沈む夕日も見どころです。
野鳥や自然環境への影響を避けるため、以下の点をお守りください。
これらのルールを守ることが、野付半島の豊かな自然を守る第一歩です。
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